ミレーナのメリット･デメリットは？避妊･月経困難症の改善

避妊リング（ミレーナ）とはミレーナとは、「レボノルゲストレル」という女性ホルモンを5年間持続的に放出・維持することができる薬剤徐放システムで、子宮内に装着して使用します。
平成26年9月より「過多月経」、平成26年11月より「月経困難症」の治療薬として保険適用となりました。

高い効果を持つ避妊薬としても知られており、避妊手術を除いた避妊方法の中で、もっとも避妊効果に優れています。

ミレーナの効果は避妊だけではない？ミレーナを装着することによって無月経または月経量の減少が起こるため、月経困難症や過多月経の改善といった効果が期待できます。
もちろん、高い避妊効果も兼ね備えているため、月経で辛い思いをしている方、妊娠を望まれない方におすすめの方法です。

ミレーナから放出される黄体ホルモン（レボノルゲストレル）によって、子宮内膜が薄くなることで、月経量が減少し、月経痛などの症状が軽減されます。
※月経困難症、過多月経と診断された場合には、ミレーナの使用に健康保険が適用されます。

子宮内膜が薄くなり、受精卵の着床を防ぎます。
また、精子が子宮内に侵入しないよう、子宮の入口の粘液を変性させます。
この２つの作用により、高い避妊効果が最長5年、持続します。

ミレーナを装着することで、子宮内でレボノルゲストレルという黄体ホルモンが持続的に放出されます。
子宮内膜の増殖を抑え、子宮内膜自体を薄くするすることができるため、経血の量が大幅に減るようになります。
過多月経や月経困難症の症状を軽減することができるのです。

避妊目的としてミレーナを入れる場合、内膜が薄くなることで受精卵の着床、また膣から子宮内への精子の侵入を防ぎ、避妊効果を発揮します。

※月経困難症、過多月経と診断された場合には、ミレーナの使用に健康保険が適用されます。

ミレーナ	ピル
・子宮のみに成分が作用する・卵巣の働きには影響せず排卵がある・喫煙習慣があっても使用できる・体調に影響しにくい・最長5年使用できるため、トータルでは低コスト	・身体全体に成分が作用する・卵巣で排卵が起こらない・ヘビースモーカーの方は血栓が生じるリスクが高くなる